便秘に効果的な2つのツボについてご紹介!!
【便秘に効果的な2つのツボについて】
自分で出来る気軽な健康保持の方法としてツボ療法やマッサージ等があります。
本格的に行おうとすればそれなりの知識や経験が要りますが手軽な便秘解消の補助として、知っておいて損は無いと思います。
ツボ療法は力任せに押せばいいというものではなく、リラックスして効果的にツボを刺激することが大事です。
人間の体につぼは約670種類あるといわれています。
つぼ一つ一つに名前とそれぞれに違った効能があり、もちろん便秘に良いとされているつぼも存在します。
そもそもツボとは内臓の状態が皮膚の表面へ反応したために出来た部位なので、これを刺激することで内臓へのアプローチが可能です。
便秘は腸に排便が溜まる内臓疾患の一つですから、ツボを刺激することで便秘解消へと繋がる訳ですね。
便秘に良いつぼは大黄や天枢と呼ばれているつぼです。
大黄は左右両方の乳首から下へ、おへそから横に引いた線が交わる部分にあるつぼです。
10秒くらいぐっと押し込むのを数回繰り返しましょう。
天枢は大黄とおへその間にあるつぼです。
20秒~30秒くらい押し続けて少し離すのを数回繰り返しましょう。
また、下腹部全体をひらがなの「の」を描くように手のひらでなでるのも効果的です。
つぼ療法は手軽に行える半面、体調や健康状態によっては注意が必要な場合があります。
妊娠中や生理中は子宮への影響も考えられますし、食後すぐに行うと消化活動を低下させてしまいます。
手軽に出来るからこそ、無理をする必要もありません。
自分の体とよく相談しながら体に無理がくるようでしたらすぐに避けましょう。
ツボを押す専門家もいますから、不安があるのであれば本格的なツボ押しを体験するのも良いですね。
【便秘の時は食物繊維を摂ろう!】
食事というのは我々の生活で非常に大切なものです。
極端な話をすれば食べないと死んでしまいますからね。
体というのは非常に正直で、食生活を大きく反映してしまいます。
食生活の乱れは栄養の偏りになり、それが便秘へと繋がってしまいます。
便秘に効果的な食事は、食物繊維が含まれているものをしっかり摂取することと言われています。
厚生労働省が発表した食物繊維の一日の摂取量の目安は18歳~69歳で19g~27gとされていますが、現代人の食物繊維の一日の摂取量は12g~13gと言われています。
しかし、戦後の食物繊維の摂取量は一日24gだったと言われています。
この50年の間に10gも摂取量が減ってしまった背景に、日本の食生活の欧米化というのが挙げられます。
昔の日本は食物繊維を穀物から摂取していましたが、肉類や乳製品の増加により、その摂取量が減少しているという事が挙げられます。
一般的に食物繊維は野菜から多く摂取できます。
100g当たりの含有率を見てみると、芽キャベツ5.5g、パセリ6.8g、一番含まれているのがグリンピースで7.7gです。
グリンピースなら一日300g、芽キャベツなら400g食べなければその数値に届きません。
正直難しい話ですよね。
しかし、干しヒジキや干しシイタケなど、野菜よりたくさん食物繊維が含まれている食品もあるのです。
一番多いのはキクラゲです。
キャベツやグリンピースを何百gも摂取するより、キクラゲを30g摂取するだけで一日の食物繊維の量をクリアできます。
便秘の改善には食生活の改善は欠かせません。
食物繊維は腸の運動を助けるものです。
普段の食事に食物繊維の摂取を心掛けることも、便秘の解消に大きく役立つのです。